2019.06.05
こんにちは、レッツ倶楽部姫路店です。
遅くなりましたが
前回の脱水症状についてのお話の続きです☆
《高齢者の方が脱水症状に陥りやすい理由について》
①体内の水分量が減っている
加齢に伴い、食欲の減退や食べ物を飲み込む嚥下機能に障害が生じると、水分の摂取量が減っていきます。
また、筋力の低下により、体液を多く蓄積する筋肉の量が落ちることも、体内の水分量が減ってしまう原因です。
②内臓の働きが低下している
加齢とともに低下する内臓の働きも、脱水症を引き起こす要因です。
特に、体内の水分量をコントロールする腎臓の働きが低下すると、塩分濃度を適正に調節できなくなり、脱水症に陥るリスクが高まります。
③のどの渇きに気づきにくい
感覚機能が低下しているため、自分でのどが渇いていることに気づかないことがあります。
④病気や排泄障害がある
排尿が過剰になる病気を患っていると、脱水症を引き起こすリスクが高まります。
⑤薬を服用している
高齢者は血圧が高くなる傾向にあり、日常的に血圧を下げる降圧薬を服用している人は少なくないと思います。
降圧薬の中には、尿の排出を促して塩分を体外に出すために利尿作用を含んでいるものがあり、これも脱水症の一因になります。
体液には、呼吸によって取り込んだ酸素や食物などから得た栄養素を体中に届ける働きがありますが、
脱水症に陥っている場合は、この機能がしっかり果たされません。
そのため、軽度の脱水を放置しておくと、血管や内臓、脳などを正常に動かすために必要な
酸素や栄養素が行き渡らず、思わぬ病気につながるおそれがあります。
また、脱水症は、糖尿病や排尿障害などの病気の予兆である可能性もあるので、
症状が進行しないうちに気づくことが重要です。
何か気になることがありましたら
何でもお話してくださいね♪