2019.02.01
ついこの間まで「明けまして~」なんて挨拶をしてましたが、
あっという間に1月が終わってしまいましたね。
今日から2月です。
2月最初のイベントと言えば節分です。
皆様のご家庭では豆まきをしますか?
私は昔から「なんで豆なんかで鬼をやっつけられるのか?」ということを
とても不思議に思っていました。
最近では掃除がしやすいように、
殻の付いたままの落花生を投げたり、
ビニールの袋に入った豆を投げたり、
これではますます鬼をやっつけられそうにありませんか!
地元の壮年団の活動で鬼の面をかぶって家々を回りましたが、
袋入りの豆なんてフワフワと飛んでくるだけで
鬼としても怖くもなんともないのですよ。
「こんなもので逃げていく鬼もゆとり教育世代に違いない。」
と自分を納得させてきたりもしたのです。
そんな私の疑問ですが、
つい最近見たインターネットの番組で答えが見つかりました。
古事記の中でも比較的よく知られている逸話が基でした。
イザナギの神が黄泉の国から帰ってくるときに
追ってくる悪霊に桃の実を投げつけたことに由来しているのだそうです。
桃というのは神聖な果物であり、
犬猿雉を引き連れて鬼退治をしたのが
梨太郎でもミカン太郎でも瓜太郎でもなく桃太郎であるのも同じ理由なのだそうです。
神社では、この桃の霊力を豆に降ろす祝詞をあげているのだそうで、
豆まきの豆というのは霊力を帯びた豆だから鬼や邪気を払うことができるというのです。
ただの豆ではいけないのですね。
このような理由により本当は節分の豆はスーパーではなく神社で買うのが正しいのだとか。
そりゃあスーパーの豆じゃあ桃の霊力は宿っていませんもんね(笑)
皆様、良い節分をお過ごしください!