2018.11.12
手の指にせよ、足の指にせよ、
握る動くを意識する方と比べて
開く動きを意識する方の方が少ないようです。
足の指についてはもともと動かしにくい方もいらっしゃいますので
意識云々の話だけではないのですが、
しかし足の指も時々動かしてその機能を
維持しておく必要は高いです。
足の指で床や地面をしっかりと「つかむ」ことができるのとできないのとでは
立ち姿勢や歩行姿勢の安定感に雲泥の差が出ます。
テレビを観ている時でも構いませんので、足の指をぐいぐいと動かしたり、
床に押し付けてしっかり踏ん張るような癖をつけてください。
この動作、踏ん張る機能を維持するためだけではなく
巻き爪の予防にも良いそうですよ!
そして手の指です。
ハンドグリップなどを握って握力を鍛えることは
すぐに頭に浮かぶと思いますが、
指を開く動きについては「鍛える」ということが
パッと浮かばない方も多いと思います。
指を曲げることと開くことは表裏一体の動作。
開くことが出来なければ指は半分しか機能しないとお考え下さい。
これもテレビを観ながらで構いません。
手をギュッと握ったらその次はしっかりと開きましょう。
指がまっすぐに伸び、できれば指が少し反り返るくらいまで
大きく開ければ理想的です。
指を開くのにも筋肉が必要ですから、そのための手の甲の側の筋肉を
普段からしっかりと動かしておきましょう。
特に、脳梗塞などの後遺症で指の筋肉が固まり常に握ったような状態になっている方は
指を開くトレーニングを意識的に行っていきましょう!