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コロナ行動自粛、認知機能低下

2022.06.25

今日の日本経済新聞で、 新型コロナウイルス対策の長期化で、高齢者施設に入所する人の認知や身体機能の悪化が鮮明になっており、広島大などの研究グループが6月にまとめた調査結果によると、入所者の認知機能の低下がみられたと回答した施設は8割に上り、前回調査を上回ったそうです。

コロナ下で低下した入所者の生活の質(QOL)を向上させるためにも、行動制限の緩和と感染防止策を両立させる工夫が欠かせなく、心身の活力が失われて要介護状態の手前になるフレイル(虚弱)の人が増えれば、結果的に医療費の負担増にもつながる恐れがあります。

研究グループは新型コロナの感染拡大に伴う行動制限の長期化が要因と分析。フレイルは活動量の低下や社会との交流機会の減少などに起因するとされ、長引く制限による影響が懸念されるとしているとのことです。

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