2023.02.03
節分といえば豆まきですが、近年は恵方巻きを食べる習慣も一般化してきました。
その起源は諸説ありますが、いずれも近代に入ってから始まったことで、関西方面から伝わったものといわれています。
「恵方」とは陰陽道で、その年の福徳を司る年神様がおる方向を示し、その恵方に向かって事を行なえば、「何ごとも吉」とされました。
その方向を向いて巻き寿司を食べることから、その寿司が「恵方巻き」「恵方寿司」と呼ばれるようになったのです。
また、巻き寿司を切らずに一本丸ごと食べることは、「縁を切らない」という意味が込められています。
このほかには、七福神にちなんで七種類の具材が入れられ、「福を巻き込む」という願いが込められているらしいです。
恵方巻きは、恵方を向いて食べるとよいとされています。2023年節分の恵方は、南南東です。