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⑥チェストプレス

2018.12.26

次にご紹介するのは「チェストプレス」です。

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【目的】腕を上げる動作が楽になる

このマシンは胸の横にある筋肉を

活性化させることにより、

バンザイがしやすくなります。

腕を上げる動作が楽になります。

【活性化させる筋肉】

①主動筋・・・・・・前鋸筋(脇腹)

②共動く筋・・・・・上腕三頭筋(腕のうしろ)、三角筋前部(肩)

③拮抗筋・・・・・・広背筋(背中)

④固定筋・・・・・・上腕筋(ひじの上のあたり)

レッグプレスと同様にたくさんの筋肉を動かすことができます。

そのレッグプレスは下半身全体の筋肉を動かすことを理由に

負荷の初期設定を10kgとしているのに対し、

チェストプレスの場合は他のマシンと同じ2.5kgから始めていただきます。

チェストプレスが動かす上半身の筋肉が

下半身の筋肉に比べて細いことがその理由です。

このため上半身の筋肉を動かす方が慎重さを求められるのです。

中でも一番は前鋸筋です。

この筋肉は腕を体の正面につきだす動き、

分かりやすく言えば正拳突きの動きをするための筋肉です。

また同時に、腕を体の前で下から上に向かって回転させる動き、

つまりはバンザイの動きをするための筋肉です。

この筋肉が活性化することでバンザイの動きがしやすくなりますので

腕を上げやすくなるというわけですね。

腕を上げる動作は上にある物を持ったり、

服の着脱時の動きになるので大切です。



【このマシンで行う運動の特徴】

このマシンでは腕を前方に伸ばして

また戻す運動を繰り返します。

これにより前鋸筋が活性化され、

腕を上げる動きをサポートしてくれることになります。

腕を前後に動かすだけでなぜ腕上げの動きの運動になるのでしょう?

先ほども申し上げましたように、

前鋸筋は腕の突き出しと腕上げの際に働く筋肉だからです。

前鋸筋が得意とする突き出し運動によって活性化すれば、

もう一つの役割である肩上げも連動して楽になるというわけです。

腕を上げると痛みがある方でも、

突き出し運動さえできれば

腕上げのリハビリができるのが嬉しいところですね。

腕全体の筋肉が活性化することで腕の力が入りやすくなります。

体力測定で握力を測ってみますと

この運動の効果で握力が強くなる方もいらっしゃいます。

杖を上手に使うにも、手摺にしっかりつかまるのにも

腕に力が入ることはとても重要です。

そのためにもご活用いただきたいマシンです!

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