2018.12.26
基本が大事!
というわけで、「パワリハとは?」というところを
ご確認いただきたいと思います。
まずは「レッグエクステンション」です。
【目的】立ち上がりの動作と歩行の安定を図る
レッグプレスと同じ効果ですが、
運動の仕方が違いますので
働きかける筋肉が少し異なります。
【活性化させる筋肉】
①主動筋・・・・・・・・外側広筋(太腿の外側)
②共動く筋・・・・・・・なし
③拮抗筋・・・・・・・・大腿二頭筋(太腿の前面外側)
④固定筋・・・・・・・・なし
レッグプレスでは下肢全体の筋肉が幅広く動きましたが、
このマシンはどちらかと言えば外側広筋専門のマシンと
考えていただくと良いと思います。
外側広筋というのは、
椅子に座った状態で膝から下を
床と水平に持ち上げるときに働く筋肉です。
【このマシンで行う運動の特徴】
このマシンでは腰掛けた状態で
脛(すね)でパットを押し上げるようにして膝を伸ばし、
そして足を下ろして元に戻る動作を繰り返します。
外側広筋が得意とする動きですね。
この動作を繰り返すことで
立ち上がる時や歩く時にも
外側広筋が動いて足を持ち上げたり
踏ん張ったりする動作を手伝ってくれるようになります。
足をしっかり上げて歩くことはつまずき予防の第一歩です。
太腿をしっかり鍛えて脚力を維持しましょう!
またこの外側広筋は膝の姿勢を維持するのに
役に立つ筋肉でもあります。
膝の姿勢の変形による膝痛をお持ちの方は
この運動を丁寧に行うことで
痛みの軽減に繋がることも期待できます。
ポイントは内またになったり、がに股になったりせず、
足先までまっすぐに伸ばして運動することです!
無理は禁物ですので機能訓練指導員の指示に従い、
慎重に運動していきましょう。