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③レッグプレス

2018.12.26

次にご紹介するのは「レッグプレス」です。

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【目的】立ち上がりの動作と歩行の安定を図る

下半身の筋肉を幅広く刺激することができる

下肢トレーニングの頼もしい味方です。

また外側広筋がしっかりすることで膝の姿勢が

矯正されることがあり、

これにより膝の痛みの軽減も期待できます。

【活性化させる筋肉】

①主動筋・・・・・外側広筋(太腿の外側)

②共動く筋・・・・大臀筋(お尻)

③拮抗筋・・・・・大腿二頭筋(太腿の前面外側)

④固定筋・・・・・下腿三頭筋(ふくらはぎ)

このマシンの主な目的な太腿の筋肉の活性化です。

太腿には大腿四頭筋という大きな筋肉があります。

大腿四頭筋は、

 a. 大腿直筋  b. 外側広筋  c. 内側広筋  d. 中間広筋

 の4つの筋肉で構成されています。 

普段の生活の中で立ったり座ったり、あるいは歩いたりする時に

太腿の筋肉を必ず使います。

ですから太腿が衰えてしまうと、

立ち上がったり歩いたりすることが辛くなってしまいます。

 

試しに太腿にグッと力を入れてみてください。

筋肉が硬くなりますね。この時に固くなるのは①大腿直筋や③内側広筋。

これらは普段から使っている筋肉です。

これらの筋肉が元気であれば、

立ち座りが楽にできますし、

歩くときにも脚を上げやすくなります。

その一方で、太腿の筋肉の中にもあまり使われていない筋肉があります。

②の外側広筋はまさに使われない筋肉のひとつ。

試しに太腿の外側に力を入れてみてください。

ほとんどの方がどうすれば良いか困ってしまうはずです。

力の入れ方が分からないというのも

あまり使われずに衰えたままになっている筋肉の一つの特徴です。

でも無くなってしまったわけではありません。

外側広筋は「あるのに使い方を忘れてしまった筋肉」なのです。

このレッグプレスはこの外側広筋を刺激してくれるマシンです。

マシンを使うことで外側広筋が自然と動きやすい姿勢で

運動することができます。

大きな筋肉である外側広筋が動くようになることで、

脚や体を持ち上げたりする動作をしっかりサポートしてくれます。

仮に大腿直筋や内側広筋の力が弱くなってしまっていたり、

うまく動かすことができなくなってしまっていたとしても

外側広筋が一緒になって動いてくれれば

足りなくなった筋肉の力を補うことができますよね?

外側広筋のアシストにより太腿にしっかりと力が入るようになり、

体や脚を持ち上げる事が楽になります。

その結果、立ち上がりの動作や歩行が安定してくるというわけです。

【このマシンで行う運動の特徴】

スクワットと同じ形で脚の伸縮運動をすることができます。

スクワットの動きですから、そのものズバリ、

立ったり座ったりする脚の筋肉の動きを再現しているのです。

ポイントは仰向けの姿勢で運動ができること。

スクワットは頭や胴体の体重を負荷にしてトレーニングをしますので、

何十キロというウエイトを上げ下げすることになる非常に激しい運動です。

しかしレッグプレスでは仰向けに寝ていますので

自分の体重の影響を受けることがありません。

重たい負荷を気にせずに脚を動かすことに集中することができるのです。

スクワットのトレーニングを楽に行うことができる

と理解していただいても結構です。

スクワットと同じ動きですので脚を持ち上げるために重要な

腸腰筋を活性化させることも可能です。

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