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コロナ流行前後の神戸市調査

2021.08.07

神戸市は、高齢者を対象に新型コロナウイルスの流行前後に行ったアンケートから、運動機能の低下やうつ傾向の増加がみられたと発表されました。

外出の機会が減ったことが影響しているとみて、運動の習慣化などを呼びかけているそうです。  

アンケートは65歳以上の高齢者が対象。コロナ流行前の2019年度(昨年1~2月)に1543人、コロナ下の20年度(今年2~3月)に1722人が回答されました。  

回答結果を比較すると、「生きていても仕方がないと思う」「こんな暮らしでは希望がない」などの項目でうつ傾向を示す人の割合が、30・8%から35・2%に増えました。

運動機能の低下がみられる人の割合も、23・9%から25・9%に微増しました。  

また、趣味やボランティアなどに月1回以上参加している人の割合は半減。

参加している人は不参加の人と比べ、心身の活力が衰える「フレイル」と認定される割合が14・5%低かったそうです。

市は「コロナで外出が減り、フレイルが起きやすくなっている」と分析。

市が提供する介護予防教室「フレイル改善通所サービス」の利用などを呼びかけているとのことです。

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