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八王子市 高齢者のワクチン接種率 全国平均のおよそ3倍

2021.06.09

東京・八王子市で6日までに新型コロナウイルスワクチンの1回目の接種を終えた高齢者の接種率は、全国平均のおよそ3倍にあたる60%あまりとなっていることのことです。

八王子市は、東京都内ではもっとも早い4月上旬からワクチンの接種が始まり、6日までに1回目の接種を終えた人は、高齢者およそ16万人の60.8%にあたる9万6000人あまりとなっています。

これは全国平均のおよそ3倍にあたる高い接種率で、接種が始まった当初は、ワクチンが限られていたため、会場は平日の市役所などに限られていましたが、5月から、毎週日曜日に市内各地の30校ほどの小中学校を使って集団接種を実施した結果、急速な接種の広がりにつながっているということです。

八王子市は早い時期に医師会や学校側とワクチン接種に向けた話し合いができたことで、協力を得やすい環境が整い、十分な打ち手や場所が確保できたことが大きいと話されています。

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