2017.02.09
施設長の北爪です。
先日、前橋古市のスタッフが認知症予防の研修に参加してきました。
そこで得た情報をまとめてお話させていただきます。
いまや、認知症の方は900万人にせまる勢いで増え続けています。
65歳以上で4人に1人が認知症になっています。
認知症と言っても、いろいろな名前があるのですが、よく聞くのがアルツハイマー型認知症。
実は、このアルツハイマー型認知症になる方が一番多く、脳の中に古いたんぱく質が
溜まることで神経細胞が死滅し、認知機能の低下が起こります。
以前は、脳細胞は一度壊れると再生できないと考えられてきましたが、最近の研究で
脳の一部は、歳を取っても新しい細胞が出来てくることがわかりました。
そのために何をすればよいか!?・・・効果的な運動と質のよい睡眠が必要です。
効果的な運動とは・・・有酸素運動をしながら頭を使うこと(デュアルタスク)
例えば、歩幅を大きくとり早歩きをしながら、足し算や引き算、しりとりをする。
質のよい睡眠とは・・・体温が下がり、深い睡眠がとれること。
睡眠導入剤はよい睡眠とはいえません。薬で寝かされているだけで、脳や身体は
起きているときとあまり変わらないからです。
体温を下げ、自然と眠くなるには軽いストレッチが効果的です。
自律神経を整え、副交感神経と交感神経の切り替えが上手にできるようにすることが
大切です。
レッツ倶楽部前橋古市では、デュアルタスクの運動も自律神経を整えるストレッチも
以前から行なっています。最初は、顔の表情が乏しかったご利用者様も徐々に豊かになっていきます。
まだ、間に合います。是非、いっしょに運動していきましょう。
お問い合わせは 027-289-2293 北爪まで。