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【連載コラム】介護が変わる魔法の声かけ Vol.3 トイレに誘導するとき

2016.09.15

column.png col1.jpg トイレに誘導するとき

→ トイレの前までどうやって来てもらうかがポイント




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「トイレに行きましょう」




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「○○さん、ちょっとこちらに来てもらえますか」





トイレに誘導する際の具体的な声かけですが、まず、ストレートに申し上げます。

「プログラムの前なのでトイレに行きますか」
「太極拳が終わったのでトイレに行きますか」という感じです。

トイレに行っていただくタイミングは、来所時、プログラムの合間、帰宅時が中心です。

しかし、認知症が進んだ方に対しては、ストレートに言っても理解してもらえないことがあります。そんなときは、なんとなくトイレの方に動いてもらうことを心がけます。

たとえば、相手と少し距離を置いた状態で、「○○さん、ちょっとお願いできますか」と声をかけます

すると、「え?なんだろう?」という反応があります。イスから腰が動いたら続けて「お手伝いしてほしいことがあるので、こちらに来てもらえますか?」と声をかけてみます。

そうすれば、十中八九、「えっ、私?何?」という様子で来てくださるので、「こっちなんです」と先導していきます。そうして、トイレの前に来たら「あら、トイレが。ついでに寄っちゃいますか」と声をかけてみるわけです
子供だましみたいですが、不思議と「あ、そうだね」とスムーズに入ってくれたりします。

ここで重要なのは、どの位置から最初の声かけをするかということ。これは、相手にもよりますが、トイレとは別の方向から声をかけるのが無難です。というのも、比較的しっかりしている方だと「あ、トイレに連れていかれるな」と警戒されることがあるのです。

とくに、トイレが苦手な人の場合には、まったく違う方向から声をかけて、遠回りするという方法をとることもあります。流し場などを通って「お茶のいい香りがするね」などと言いながら、「じゃあ、こっちに来てお手伝いしてくれますか」と声をかけて、自然とトイレに向かうようにするわけです。



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このコラムは、飛鳥新社「女優が実践した介護が変わる魔法の声かけ」
北原佐和子(著)より文章を引用しております。コラムでご紹介している言葉以外にも、
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■飛鳥新社ホームページ
http://www.asukashinsha.co.jp/book/b186031.html




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<北原佐和子さんプロフィール>

高校在学中「ミス・ヤングジャンプ」に選ばれ芸能界入り。
80年代トップアイドルとして活躍した後、映画、ドラマ、舞台に活動の場を広げる。
2007年にホームヘルパー2級の資格を取得し介護の仕事をはじめ、現在も芸能活動を続けながら介護士として現場で働き続けている。
2014年、介護福祉士の資格を取得。また、ボランティア活動として学校等で「プレシャスライフ 心の朗読会」を行っている。
2015年、『女優が実践した介護が変わる魔法の声かけ』を出版。